2024年陸上競技女子1500メートルの日本選手権では第一人者の田中季実選手が圧倒的な勝利を収めました。
田中季実選手の「次世代エース候補」として澤田結弥(18)選手とドルーリー朱瑛里(16)が注目を集めています。この記事では2人を「1500m記録」「田中季実選手との直接対決」「進路」に関して調査比較してみました。
澤田結弥とドルーリーの1500メートル記録対決?
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3月30日(土)開催#世界クロカン 🇷🇸
\|◤日本代表選手紹介🇯🇵
#澤田結弥(浜松市立高校)
#ダイヤモンドアスリート💎◢||◆出場種目: 男女混合8kmリレー
◆生年月日: 2006年3月1日
◆アピールポイント:
挑戦者としての積極的な走りでチームに勢いを与えます!… pic.twitter.com/xb19XuLS59— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) March 29, 2024
以下が2人の1500メートルベストタイムです。
・澤田結弥・・・4分12秒87
・ドルーリー朱瑛里・・・4分15秒50
自己記録では澤田さんがドルーリーさんに2秒32の差をつけています。因みに澤田さんの記録は高校歴代2位の記録です。
ドルーリーさんの当面の目標は「小林祐梨子さん(須磨学園)」の高校記録4分7秒86を更新することだそうです。ドルーリーさんはまだ高2なので十分「日本記録」の更新チャンスはあるでしょう。
澤田さんはすでに浜松市立高校を卒業しているので高校記録の更新は叶いません。
澤田結弥とドルーリーの田中季実との対決は?
【#日本選手権】
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✨女子1500m✨表彰式✨
\🎉パリオリンピック日本代表内定🎉
1位🥇#田中希実(New Balance)4分01秒44 ※大会新2位🥈#井手彩乃(資生堂)4分11秒03 ※自己新
3位🥉#樫原沙紀(エディオン)4分11秒62 ※自己新おめでとうございます🎉
応援ありがとうございました🙌… pic.twitter.com/NQ374AybcG— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) June 28, 2024
3人が揃って対決したことはない模様です。
では澤田結弥さんとドルーリー朱瑛里さん、それぞれの田中季実さんとの対戦結果を拾ってみました。参考レースは「第42回全国都道府県対抗女子駅伝(2024年1月14日)」と「セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(2024年5月19日)」です。
「第42回全国都道府県対抗女子駅伝(2024年1月14日)」
3人が揃って対決していませんが、3選手ともこの駅伝に参加しました。
【澤田結弥】
澤田さんは静岡県代表として6区(4.0875km)を走り区間5位の記録でした。
タイムは13分20秒でした。
【ドルーリー朱瑛里】
ドルーリーさんは岡山県代表として2区(4km)を走り区間5位でした。
タイムは12分47秒です。
スタート時間は違いますが同じ2区を田中季実さんも兵庫県代表として走りました。タイムは12分11秒です。
田中さんは流石のタイムですね。ドルーリーさんに36秒の差をつけて田中さんの勝ちです。
「セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(2024年5月19日)」
この大会の1500メートルに澤田結弥さんと田中季実さんが出場しました。
結果は田中季実さんが4分7秒で4位、澤田結弥さんは4分19秒で14位でした。タイム差は12秒差をつけて田中季実さんの勝利です。
「第108回日本選手権 女子1500メートル決勝(2024年6月28日)
決勝には田中季実さんとドルーリー朱瑛里さんが出場しました。(澤田結弥さんは予選敗退)
結果は田中季実さんが4分1秒44で優勝。ドルーリーさんは4分18秒16で7位入賞でした。(予選は4分16秒69)
ということで澤田さん、ドルーリーさん共に目標とする「田中季実」さんとの直接対決は1回ずつあります。
この直接対決で澤田さんは12秒差、ドルーリーさんは16秒32差を田中選手につけられ敗れました。お互い10秒以上大差をつけられて田中選手に敗れました。
田中さんは24歳なので澤田さんとは6歳、ドルーリーさんとは8歳離れています。両選手が今後
どれだけ田中さんに近づいて、勝ち負けの域まで達するのかどうかに注目が集まります。
澤田結弥とドルーリーの進路は?
【陸上】ドルーリー朱瑛里 1500mで7位 初の日本選手権で力走https://t.co/gceCfeX3Ld
— スポーツニッポン新聞社(スポニチ)【公式】 (@sponichiannex) June 28, 2024
(澤田結弥)
澤田結弥さんは9月から米国ルイジアナ州立大学(LSU)に留学する予定です。
きっかけは2022年夏「U20世界選手権女子1500メートル」に出場し6位入賞してLSUのコーチからスカウトされたことでした。丁度澤田さん高校2年の時でこの時出した4分12秒87が彼女のレコードとなりました。
それに伴い「東京マラソン財団」がLSU見学や、「株式会社GABA」が英会話レッスン等の支援を行いました。そして晴れて2024年3月にLSU合格が発表されました。
LSUの陸上部は全米でもトップクラスの成績を誇る名門です。澤田選手は今後4年間海外の強い選手と切磋琢磨しながら、陸上の指導(練習及びメンタル)を受けることになるので今後の成長が期待されます。
日本選手権では「抜かれていくうちに気持ちも弱くなってしまって」とコメントしているようにややメンタル面で不安を覗かせましたが、LSUのトレーニングでメンタル面での成長も期待されます。
(ドルーリー朱瑛里)
ドルーリー朱瑛里は現在、岡山県の進学校でもある津山高校の2年生です。高校の陸上部の先生から指導を受けているようですが卒業後の進路(目標)は現時点で公表されていません。
進路面で二人を比較すると、澤田結弥さんの方が恵まれていると感じます。ポイントは澤田さんは「LSUで心技体をいかに成長できるか?」、ドルーリー朱瑛里さんは目標とする1500メートルの日本記録(4分7秒86)を早いうちに更新できるか?が注目されるでしょう。
まとめ
【陸上】ドルーリー朱瑛里 1500mで決勝進出!初の日本選手権で力走https://t.co/7ukIxzRycx
— スポーツニッポン新聞社(スポニチ)【公式】 (@sponichiannex) June 27, 2024
この記事では陸上女子1500メートルで、田中季実選手の後継者候補として注目される澤田結弥選手とドルーリー朱瑛里選手を「1500メートル記録」「田中選手との直接対決」「進路」に関して調査比較してみました。
実力・容姿共に陸上界で注目される二人ですが、今後のさらなる活躍から目が離せません。
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