昨日(9/30)亡くなった宝塚歌劇団員のご遺族弁護団が記者会見を開き、「15のパワハラの具体例」を提示しました。弁護団は具体例をラインや写真などの証拠と併せ、宝塚歌劇団にも送ったことを発表しました。
ここで一番気になるのが亡くなった劇団員が2021年8月に天彩峰里さんから受けた「ヘアアイロン事件」です。今回の「15のパワハラ具体例」の1番目から3番目の3件に該当します。
ご遺族は劇団と当事者(天彩峰里)さんに対し事実を認め謝罪することを強く求められています。証拠の写真やラインも提示され天彩峰里さんは謝罪含め今後どうなるのか?予想してみました。
15のパワハラ行為の具体例中、3つがヘアアイロン事件
ご遺族は弁護団を通じ12月5日付きで歌劇団に「パワハラ行為の詳細と、劇団調査チームの報告書の誤りを指摘した」意見書を提出されました。
その意見書の中の「パワハラ15の具体例」の中で、「ヘアアイロン事件」については以下3点になります。
1)上級生Aは劇団員が断ったにも関わらず、ヘアアイロンで劇団員の髪を巻きやけどを負わせた
2)Aがやけどを負わせたにも関わらず、真摯な謝罪をしなかった
3)Aが髪飾りの作り直し等、深夜に及ぶ労働を科した
この「ヘアアイロン事件」は2021年8月と2年前のことなので具体例の最初に提示されたのかもしれません。
12月7日の弁護団がライン(劇団員と母親)や火傷したおでこの写真を提示されました。劇団員(被災者)は母親に「火傷さされた」「わざとの気がする」「芝居の通し稽古で痛かった」とのメッセージも残っています。
今回初めて火傷した「おでこの写真」の公開されましたが、黒い傷跡も残っていてとても痛々しいです。以前にも説明がありましたが、この火傷で「3cm皮膚がめくりあがった」ようです。
ご遺族は「ヘアアイロン事件」で最も訴えておられるのはA(天彩峰里)から怪我の直後から今まで、真摯な謝罪がなかったことです。
また弁護団はヘアアイロン事件に関し「故意が同課は問題ではない。危険なものを使用して上級生が怪我をさせたこと」が重要だとも指摘していました。
証拠の写真も新たに提示され、天彩峰里さんはいったいどうするのでしょうか?まさに絶体絶命で逃げ場がないように思われます。
天彩峰里さんは退団する?
天彩峰里さんは月組に組替えする予定でしたが中止が発表されました。宝塚歌劇団は宙組東京公演(後半の12/15~12/24)中止をは発表し併せて組替え中止を発表しました。
組替え中止の理由が「宙組公演の中止」とは釈然としませんね。
天彩さんは「宙組主要パワハラ上級生」とされる一人ですが、「ヘアアイロン事件」が昨日の弁護団の記者会見で再度注目を集めることとなりました。
火傷事件はパワハラだけの範疇にとどまらず、ご遺族の今後の対応によっては「傷害事件」をして調べを受ける可能性があります。具体的には今後も劇団や天彩さんがパワハラを認めて謝罪しない場合、「刑事告発」がないとは言い切れないでしょう。
天彩さんは「所属の宙組と劇団に迷惑をかけている」との思いから退団は頭をよぎっていると思います。
ただし、今の状態では個人的な振る舞いは、劇団が制限を加えると思うので天彩さんも八方ふさがりになっているのでは?とも思います。
天彩峰里さんは謝罪する?しない?
天彩さんはご遺族に真摯に謝罪する(できる)のでしょうか?
おそらく本人も流石に「謝罪したい」と思っていると思います。またそれをご遺族は待ち望んでいます。
ただ劇団は天彩さん一人を悪者にするのではなく劇団上層部が彼女を庇いながら「一緒に謝罪する」姿をご遺族やファンも願っていると思います。
劇団も天彩さんもご遺族の「娘の尊厳をこれ以上傷つけるのはやめてください」声に真摯に対応していただきたいです。
以上から天彩峰里さんは「謝罪する」と思いたいです。
また劇団はパワハラを認め謝罪したうえで、天彩さんを守ってあげてほしいです。かなり世間の目は厳しいので。また天彩さんが「変な気を起こさない」ことを願いたいです。
まとめ
この記事で宝塚歌劇団内での「ヘアアイロン事件」で弁護団が証拠写真等と提示したことを受け、「天彩峰里さんが今後どうするか?」「退団するか?」「謝罪するか?」等を独自に考察してみました。
ご遺族の言葉(これ以上娘の尊厳を傷つけるのはやめて)に耳を傾け、一刻も早く謝罪してほしいと思います。
また劇団は謝罪に加え天彩さんにだけ罪をかぶせることはせず、しっかりフォローしてあげてほしいと思います。
コメント