かずはしとも入院の「脳動脈解離」とはどんな病気?病気の症状、治療方法など

*当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
*当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
エンタメ

漫画家の「かずはしとも」さんが自身のXで「ICU(集中治療室)に入院していたこと」を明かしました。「寝違えた?」と思い3日後に病院に行き「脳動脈解離(のうどうみゃくかいり)」と診断されたそうです。

この記事では「脳動脈解離」とはどんな病気なのか?症状、かかる人の特徴、治療方法等に関して調べてみました。

脳動脈解離とはどんな病気?

 

そもそのICU(集中治療室)とは「緊急性が高い」「命に関わる状態」の患者さんを治療する病院にある特殊病棟になります。

「脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の病気になり始めた状態」「緊急手術が必要」「手術直後」等の患者さんが対象となります。

脳動脈解離の症状、かかる人の特徴、原因

 

症状

脳動脈の壁にある三層(内幕、中膜、外膜)のうち内膜に傷がつき、血管の壁に血液が流れ込み欠陥が裂けていきます。発症により後頭部に強い頭痛を感じます。

また突然発症して右か左の後頭部が痛むというのが特徴です。痛みは2~3日で治らず1週間くらい続きます。

脳動脈解離によって血管の外膜が破れると欠陥が漏れ出ると「くも膜下出血」になります

「くも膜下くも膜下出血になった場合は、激しい頭痛や意識障害が起こって、最悪の場合死にいたるケースも見られます。

かずはしともさんの症状は「くも膜下出血の2歩くらい前」だったとのことですが、くも膜下出血に至らなかったことは本当に良かったと思います。

脳動脈解離にかかる人の特徴

40代から50代とまだ若い人に多いようです。(脳卒中やくも膜下出血、脳梗塞の発症は高齢者に多い。)

動脈解離は「動脈硬化」とはあまり関係がなく、病気もなくきれいな血管だった人が突然解離を起こすのが特徴です。

働き盛りに突然頭の後ろが痛かった時は解離を疑う必要があるようです。

かずはしともさんは年齢を公表されていませんが、作品数も多く漫画を拝見する限り「現役バリバリ」でまだお若いと思われます。

脳動脈解離の原因

脳動脈解離が起きる原因は3パターンあると言われています。

・外傷性によるもの⇒外部からの衝撃で脳の血管が裂けて発症する

・進展性によるもの⇒大動脈の内膜が縦方向に裂けて、新たに血液の通り道ができる

・突発性によるもの⇒原因不明

痛みのみで発症することも多々あり後頭部や後頚部の痛みに注意する必要があります。

かずはしともさんが脳動脈解離になった原因は発表されていません。

脳動脈解離の治療方法は?

 

脳動脈解離とは脳動脈の血管(内膜)が裂けている状態なので、裂けた箇所を「手術する方法」と「手術しない方法」で治療が行われます。

手術する方法

症状を観察して「動脈瘤(血管にできるコブ)」が発見されると手術となりうるケースです。これは「動脈瘤」が破けると「くも膜下出血」となるのでその治療(手術)が必要となります

手術しない方法

脳動脈解離が解離だけで済んで、その後「くも膜下出血」や「脳梗塞」を起こさなかった場合、特に治療せず経過観察しながら傷は治るようです。

つまり脳動脈の裂けた内膜が自然に修復されるケースです。

かずはしともさんがICUで「手術を実施したのか?」「手術をしない方法」で治療したのかも発表されていませんが、「くも膜下出血」の2歩くらい前」とコメントされていたので、おそらく「手術はされていない」のではないでしょうか?

まとめ

 

この記事では漫画家のかずはしともさんがICUで診断された「脳動脈解離」に関して、「脳動脈解離とはどんな病気なのか?」「脳動脈解離の症状」「脳動脈解離にかかる人の特徴」「治療方法」等についてまとめてみました。

かずはしともさんの症状が軽くなり、一日でも早く回復されることを願っています。

 

 

スギヒロ

●オーバー60のオヤジブロガー
●片岡鶴太郎さんの「失敗して当然」「くじけて当然」「ひたすら続けて反復する」の言葉が好きで記事を書いてます。
●好きなことは「ロックミュージック」「旅行全般」「珈琲」「人と会話したり相談に乗ること」です。
●40代以上のサラリーマンの人達に「エンタメ」「スポーツ」「事件」記事を読んでちょっと息抜きや暇つぶししてもらえると嬉しいです。

スギヒロをフォローする
エンタメ
スギヒロをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました