宝塚歌劇団員の有愛きいさんが亡くなって1ヶ月以上経過した11月10日、ご遺族の弁護団が記者会見を開き劇団に対して謝罪と補償を、パワハラを行った上級生に対し謝罪を求めました。
パワハラを行った上級生として週刊文春等は宙組トップの芹香斗亜さんの名前を挙げていました。そこでこの記事では芹香斗亜さんは「終わったのか?」独自に考察してみました。
芹香斗亜さんのパワハラ行為とは(文春報道)?
文春が報じた芹香斗亜さんの有愛きいさんに対する発言をまとめてみました。
・「あんたが下級生をまとめないでどうすんだ」(芹香斗亜さんと松風輝の2人)
・下級生公演の練習で有愛さんが上級生たちに詰問された後、芹香斗亜が通りかかり顔を近づけ「なんであんたが泣いてんの?」
・有愛さんが亡くなって「休演者」扱いとなった日、「代役はどうする、本当に迷惑だ」
ヘアアイロン事件が文春で報じられた後「あんたがリークした文春の件があり宙組のチケットが売れないし困ってる」
宙組では有愛さんに対し複数の上級生がパワハラと思しき言葉を浴びせていたようです。なので芹香斗亜さんだけの責任ではないと思います。しかしだからと言って芹香さんが許される訳ではありません。
宙組の中で、上級生が下級生のことを思いやり、声をかけたり励ましてくれることはあったと思いたいです。信頼関係のない下級生と上級生なんて悲しすぎます。
※因みに記者会見でも取り上げられた「マインドが足りない」は松風輝(まつかぜあきら)さんのようです。
芹香斗亜さんは謝罪するのか?
11月10日の有愛さん遺族の弁護団は「劇団とパワハラを行った上級生に対し責任と謝罪を求めます」と語っていました。
弁護団が語っていることが100%正しくないかもしれませんが、少なくともその会見通りのことが事実として起こっていたのでしょう。
今考えると文春の報道は、ある程度事実に基づいて書かれていたと考えられます。
では芹香斗亜さんは謝罪するのでしょうか?
宙組のトップですが単独で謝罪するとは考えにくく、上級生がまとまって又は数人の代表団で謝罪すると思われます。ただ劇団の謝罪もあると思うのでどんな謝罪会見になるのでしょうか?
劇団と上級生が謝罪するのは同じ時間、同じ場所になるのか?少なくとも同日になるでしょう。
芹香さんの謝罪に関して劇団はくれぐれも「あれは言うな」「これには触れるな」等の余計な注文はいれないでほしいです。芹香さんの真摯な気持ちを聞きたいです。
宙組はどうなるのか?
宙組の今後は「非常に厳しい」と言わざるを得ません。
遺族側弁護団の文面では「宝塚歌劇団に入ったこと、宙組に配属されたことがこの結果を招いた」と断じています。
文面からご遺族の劇団と宙組に対する深いやるせなさ、悲しみそして強い怒りを強く感じます。
「娘を宙組に預けなければ(娘は)こんなことにはならなかった。」ということでしょうか。
文春報道によるとパワハラと思しき言動や対応をしていた上級生は複数名が実名で報じられています。(組長の松風輝さんや宙組トップの芹香斗亜さん含む)
宙組の組長やトップが組織的に今回の事件に関わったとなれば、宙組の存続にもかかわる問題だと思います。すでにブランドイメージも相当ダメージを受けていると思われます。
仮に「今後宙組を劇団と団員が一致団結して変革します」と劇団から宣言されたとしても信じられません。
まとめ
この記事では9月30日に死亡した劇団員の遺族弁護団が開いた記者会見を受け、「宙組トップの芹香斗亜は終わったのか?」の点で彼女の発したとされる発言、芹香さんが謝罪するのか?宙組はどうなるのか?に関して独自に考えをまとめてみました。
総合的に考えると、「宙組での芹香斗亜」さんは終わっていると思います。まずは真摯に有愛さんのご遺族に真摯に謝罪してほしいと思います。
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