一禾あおの休演理由3選!?咲風彩菜さんの「ベルバラ」公演に泥ぬれないから?

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宝塚歌劇団は7月6日に宝塚大劇場(兵庫)で開幕する雪組公演「ベルサイユのばら」で、雪組スターの一禾あおさんが全日程で休演すると発表しました。

先に宝塚歌劇団は3月28日、有愛きいさんに対する宙組上級生らによるパワハラを認め、角和夫HD会長らが遺族に直接謝罪しました。併せ該当上級生10名中6名からの謝罪文を遺族に提出し、劇団は争点となった14項目のハラスメントがあったことを認めました。

この記事では一禾あおさんが次期雪組公演「ベルサイユのばら」を休演する理由を独自に考察してみました。

休演理由1咲風彩菜さんの退団公演に泥を塗れないから

 

宝塚歌劇団のトップスターである「咲風彩菜」さんの退団公演「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」は7月6日~8月11日(大阪公演)、8月31日~10月13日(東京公演)に行われます。

一禾あおさんは雪組所属のスター俳優です。咲風彩菜さんは雪組のトップスターであり、昨年9月の有愛きいさんの死亡事故後「劇団の劇団員に対する労働条件の改善」に声を挙げた先輩でもあります。

劇団の多くのトップスターや宝塚歌劇のOBが、事件や劇団に対し口を閉ざす中で「咲風さんの行動は勇気ある行動で、劇団員のことを考えているな」と感心しました。

この行動を一禾あおさんやご遺族の方も、咲風さんに感謝の念を持っているものと思われます。

そう考えると一禾あおさんが、咲風さんへの礼儀として「べルサイユのばら」公演前や公演中に退団することはしない(できない)でしょう。

休演理由2 宝塚歌劇団の今後の対応を監視するため

 

また一禾あおさんが「ベルサイユのばら」公演を休演し、劇団に残るのは今後の劇団の「組織改革の具体的な取組み」を劇団内部から監視することを考えているのでは?と推察されます。

3月28日の会見で宝塚歌劇団はパワハラ等の再発防止策として以下のように発表しています。

・興行計画の見直し(興行数、公演回数の削減)

・組織的なマネジメントやサポート強化のための体制・システムの整備
(稽古スケジュールの見直しと時間管理の強化、劇団員の健康管理体制の強化、常設カウンセリングルームの開設、外部相談窓口の開設、内部監査体制の強化など)

・劇団員および関係者の意識改革・行動変容を促す取組み
(過去から伝承された慣習・しきたり・指導方法の見直し、出演者・スタッフの役割分担の見直し、人材育成強化、ハラスメント研修、リスペクト研修、コーチング研修など

・劇団改革を実効性の高いものにするためのサポート体制整備、コンプライアンスの強化等に向けた取組み(有識者によるアドバイザリーボード設置など)

一禾あおさんが2月27日付「訴え」文章を公開しています。その中で以下のようなコメントがあります。

「宝塚歌劇団には『パワハラは一切行わない』との誓約書があり劇団員はそれにサインしています。しかし劇団は日常的にパワハラする人が当たり前にいる世界です。」

「姉が受けたパワハラは悪質で強烈に酷い行為です」

「宝塚は治外法権の場所ではない、宝塚だから許されることは一つもない」

「スケジュール改革や改善策に取り組むとの発表があるが、姉の死を軽視し問題を曖昧化しているとしか思えない」

「劇団は『誠意をもって』や『真摯に』との言葉を繰り返しているが、実際には遺族に誠意を持って対応しているとは思えない。」

これらの一禾あおさんのコメントを読むと、彼女の怒りと深い悲しみが強く伝わってきます。
一禾さんはこれらの感情を持ちながら、宝塚歌劇団に在籍中は組織や人の変化を見守っていくのでしょう。

但し一禾さんはそれなりの覚悟をもって、この「訴え」を書いています。会社組織でこういった内部告発、組織や上級生に対する非難をした場合組織に残って活動するケースは少ないでしょう。

「いずれタイミングを考えながら退団されるのでは?」と個人的には思います。

休演理由3  心身共に疲れているため

 

一禾あおさんは姉の有愛きいさんが9月末に亡くなられてから心労が絶えなかったと思います。

御両親のサポート、弁護団との交渉、宝塚歌劇団組織や雪組とのかかわり、2月末の「訴え」分の作成・公表と辛い毎日のなか本当に大変だったと思います。

双子の姉妹の姉の死、宝塚歌劇団に所属ながら劇団を糾弾するというのは並の精神力じゃできません。

遺族と劇団との交渉結果は決して満足のいくものではなかったと思います。しかしここはゆっくり休んで、心身を労わってほしいと思います。

まとめ

 

この記事では宝塚歌劇団雪組スター「一禾あお」さんが7月からの雪組公演「ベルサイユのばら」を全休演される理由を独自に推察してみました。

一禾あおさんが一日でも早く回復されることをこころより願っています。

スギヒロ

●オーバー60のオヤジブロガー
●片岡鶴太郎さんの「失敗して当然」「くじけて当然」「ひたすら続けて反復する」の言葉が好きで記事を書いてます。
●好きなことは「ロックミュージック」「旅行全般」「珈琲」「人と会話したり相談に乗ること」です。
●40代以上のサラリーマンの人達に「エンタメ」「スポーツ」「事件」記事を読んでちょっと息抜きや暇つぶししてもらえると嬉しいです。

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