木場健之の経歴wiki!言葉に愛が感じられない東大出身理事長はこの後どうなる?

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宝塚歌劇団員(有愛きいさん)が急死した問題を受け、遺族側の代理人弁護士が記者会見を開きました。遺族の方々は「過重労働や上級生によるハラスメントが事件につながった」と主張しています。

劇団側の責任が厳しく問われている中で、劇団理事長の木場健之さんの経歴、木場氏の記者会見やコンプライアンス対応等に関して調べてみました。

木場健之の経歴


名前:木場健之(こばけんし)
出身地:非公表
生年月日:1963年生まれ、月日は非公表
年齢:60歳
出身大学:東京大学法学部卒業

大学卒業後

1986年4月 阪急電鉄入社
2005年4月 宝塚歌劇団に異動し、月組プロデューサー就任
2019年4月 宝塚音楽学校副校長就任
2021年4月 宝塚歌劇団理事長就任(58歳)

また木場健之さんは2021年4月より親会社である阪急電鉄執行役員に就任されています。

木場健之さんは東大法学部卒業して阪急電鉄に入社のエリートです。約20年間阪急電鉄を経験後、40歳過ぎから宝塚歌劇団に異動となっています。その後も宝塚歌劇団や宝塚音楽大学でも着実に上への階段を上られています。

【木場健之さんへの宝塚ファンからの評判】

・月組プロデューサー時代に「トップ娘役を不在にする」期間があり「組織内部がごたごたしている」と感じたファンが多かったようです。ネットでは「サイコパス人事の月組プロデューサー出身」との厳しいコメントも見受けられました。

・木場さんの会見や声明では「原稿どおりの内容で面白味に欠ける」「言動は慎重かつ無難」「話がお役所的で印象に残らない」などとのコメントが見られます。

性格的な面があるかもしれませんが前理事長の小川友次さんが「キーワードや固有名詞を用いて(話が)分かりやすい」「人間味溢れる語り口調」だったのでどうしても地味な印象になってしまうのかもしれません。

小川前理事長はさらに「海外公演の実現」や「ライブ・ビューイングの実施」など新しい企画を実現していアピールされていました。

木場健之さんの就任は「コロナ禍中」というハンディーもあり小川前理事のようにはいかなかったようです。

ただ今回の劇団員急死事件、遺族代理人弁護士の記者会見があったので、木場健之さんの阪急電鉄での出世は「執行役員」止まりになるかもしれません。

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木場健之の記者会見内容

劇団員が亡くなられたのが9月30日、その後10月7日に木場健之理事長が記者会見を行いました。記者会見で木場氏が語ったポイントは以下の通りです。

・転落死したことに対し「原因はまったくわからない」

・2月に文春が報じたヘアアイロン事件に関して「書かれた内容について問題はなかった」

・このヘアアイロン事件の後「本公演に携わるプロデューサーから随時状況を確認しておりました。」

それから約1か月後、遺族側の代理人弁護士が11月10日に記者会見を行いました。劇団員が亡くなったあとご両親が劇団を状況説明をしたにもかかわらず、ご遺族側の弁護士が声明を出すのは尋常ではありません。

その理由は「10月7日の劇団の会見からは、劇団側の責任を認める言動がなかったからです。ご遺族は明らかに劇団に不信感を持っていると感じられました。

木場さんが「転落死した原因がまったくわからない」というのは解せません。少なくとも時間外労働が危険なレベル(277時間)であることは何らかの連絡を受けていたと思われます。

ヘアアイロン事件に対してもご遺族サイドは「(亡くなった)本人のLINEがある。診療室で塗薬をもらったことも確認している」と話しているのに対し、木場さんが「書かれた内容に関して問題なかった」というコメントは辻褄が合いません。

「プロデューサーから確認していた」というのも、プロデューサーからどんな説明を受け確認していたんでしょうか?

いずれにしても木場さんのコメントは「原稿通りでお役所的」にしか聞こえません。

木場健之のコンプライアンス対応

 


11月10日に代理人弁護士による記者会見では「亡くなる1ヶ月前の時間外労働時間が277時間超過」と話していました。

亡くなる1ヶ月前とは亡くなった劇団員さんが「新人公演(入団1年目~7年目の劇団員による)」のまとめ役として、上級生から厳しい指導を受けていたとされる時期です。

厚生労働省では「時間外労働(残業)の上限規制」を2019年4月から導入し、2020年4月には中小企業にも導入されました。また月100時間以上を超えた残業をさせた企業は、処罰の対象となります。

有愛さんの時間外労働時間は277時間と100時間の約3倍近い数値です。

労働法の改正に関し、経営者は当然把握している筈ですし、理事長の木場健之氏も管理責任者として連絡を受けていたと思います。「時間外労働時間が277時間を超えていたなんて知らなかった」ではすまされないでしょう。

「宝塚歌劇団の練習時間は長く厳しい」ことは以前から伝えられていますし、業務の性質上致し方ない面もあるかもしれませんが、この練習方法に関しても今後メスが入ることが予想されます。

まとめ

この記事では宝塚歌劇団理事長の木場健之さんの経歴、会見内容、コンプライアンス問題等に関してまとめてみました。

11月10日の劇団員遺族代理の弁護団の会見を受け、13日宝塚劇団は「外部弁護士による調査結果を近日中に発表する」と発表しました。この外部弁護士による調査結果が大変注目されます。

また気になるのが宝塚歌劇団を支えるスポンサー企業の動向です。企業は「阪急交通社」「池田泉州銀行」「三井住友カード」「阪急電鉄」「加美乃素」「かんぽ生命」「ダイキン」「岩谷産業」「オリックス」など大手企業が多いです。

ジャニーズの性加害問題でも、「外部弁護士の報告」と「スポンサーのCM見直し」で事態は急変しました。まずは外部弁護士による調査結果の発表が待たれますが、理事長の木場健之さんにとってはいばらの道がこれから続きそうです。

スギヒロ

●オーバー60のオヤジブロガー
●片岡鶴太郎さんの「失敗して当然」「くじけて当然」「ひたすら続けて反復する」の言葉が好きで記事を書いてます。
●好きなことは「ロックミュージック」「旅行全般」「珈琲」「人と会話したり相談に乗ること」です。
●40代以上のサラリーマンの人達に「エンタメ」「スポーツ」「事件」記事を読んでちょっと息抜きや暇つぶししてもらえると嬉しいです。

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