宙組が解散する可能性はある?なし?3つの要素から検証!宝塚歌劇が崖っぷち

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注目された宝塚歌劇団「宙組」の東京公演(後半)12/15~12/24の中止が発表されました。又ヘアアイロン事件の当事者とされる天彩峰里さんの月組への組替えも中止となりました。

ここで気になることが今後の「宙組」に対する宝塚歌劇団の対応です。この記事では「東京公演中止と天彩峰里さん組替え中止」「宙組今後の予定」「ご遺族のコメント」等から宙組解散の可能性を独自に考察してみました。

宙組PAGAD東京公演中止と天彩峰里さん組替え中止

宙組東京公演「PAGAD」「Sky Fantasy」(11/25~12/24)の実施動向は一連の騒動から注目されていました。ご遺族と劇団との交渉で新たなニュースもない中、公演後半の中止が劇団から発表されました。

併せヘアアイロン事件の加害者とされる天彩峰里さんの組替え(宙→月)中止も発表されました。

宝塚歌劇のファンも「後半公演の中止」は予想していたものの、天彩さんの組替え中止には驚かれた人が多かったようです。組替え中止は過去の事例でも異例のようです。しかも中止の理由が「宙組中止に伴い」というところがスッキリしません。

ファンならずとも「今後宙組はどうなってしまうんだろう?」と思わずにはいられません。

かたや劇団は12月1日より雪組公演(13日まで/宝塚大劇場)は再開しました。トップスターの彩風咲奈さんは劇団への「超過労働」や一連の劇団対応に苦言を呈する等、声を挙げていることが報道されることで良い意味で注目されています。

また宝塚歌劇団で1番人気 礼真琴さんの星組公演も2024年1月1日より実施すると予想されます。こちらも宝塚歌劇団の看板女優を大々的にアピールして、劇団は現状漂う負のイメージを挽回したいと考えていると思われます。

現在の劇団はマイナス要素(一連の宙組事件)には「パワハラ疑惑」含め貝のようには沈黙を通し、プラスの要素(雪組、星組など)をさり気なくアピールして事態を収束したいと考えているのではないでしょうか?

いずれにせよ今回の発表で「宙組」が存続する図式は全く見えてきません。

 

天彩峰里の逮捕はあるのか!?信じられない!ヘアアイロンの火傷に謝罪なし?
11月14日宝塚歌劇団は劇団員の死亡事故に関して「いじめやパワハラは確認できず」と発表しました。これに対し遺族側弁護士は「パワハラの事実認定と評価は失当(正しくない)」とコメントしました。 「いじめやパワハラ」があったかどうかを遺族側と劇団...

宙組今後の公演予定


次の「宙組公演」は年明け2024年2月25日(日)~3月3日(日)博多座、3月16日(土)~3月26日(火)梅田芸術劇場で「エクスカリバー」公演が芹香斗亜・春乃さくら主演で予定されています。(博多座の一般発売は1月20日より)

また2024年3月6日(水)~3月17日(日)には風色日向主演で宝塚バウホールでの公演も予定されています。

今後の宙組の動向を予想するうえで注目すべきは2月の「エクスカリバー」公演です。有愛きいさんへの「パワハラ首謀者」とされる芹香斗亜さんが出演の作品が今の劇団と遺族側での話(パワハラを認めるか?先輩の謝罪)がまとまらない中、公演実現できるのでしょうか?

事態に進展が見られなければ、芹香斗亜さんの公演を強行突破で実現させるのは厳しいと思われます。

遺族側弁護団と劇団で「和解(宙組内でのパワハラを認める)」等の進展が見られない場合、なおさら公演実現は難しいでしょう。実際「2月公演が中止」となれば、宙組の解散の可能性はさらに強まると予想します。

ご遺族の「宙組」に対するコメントと真風涼帆報道に対してもスルー

何といっても「宙組」の存続を難しくしているのは劇団員死亡後、11月10日ご遺族から公表されたコメントです。

以下コメントが今でも胸に突き刺さります。

「宝塚歌劇団に入ったこと、何よりも宙組に配属されたことがこの結果(死亡事故)を招いたのです。」

「日に日に指導などという言葉は当てはまらぬ強烈なパワハラを上級生から受けて居たのです。」

今回の事件(劇団員の事故死と劇団対応)を見たり聞いたりした人達の脳裏に「宙組って劇団の中で問題があるんだ」「宙組の上級生はパワハラをしているんだ」ということが深く刻み込まれたと思います。

これは簡単なことで拭い去れるものではありません。

また先日宙組トップを5年7ヶ月務めた真風涼帆に関する記事が「週刊女性プライム」で掲載されました。その内容は「自分では手を下さず他の生徒を介してイジメを行う」「彼女が宙組の陰湿イジメ体質を蔓延させた」と強烈でした。

この報道の真偽のほどはわかりませんが、もし事実でないなら劇団や真風さんご本人から「抗議声明」や「法的手段を講じる」ことがあっても良いと思いますが、どちらからも今のところアクションは聞かれません。

劇団は「宙組」に関して外部ニュースが入ってもダンマリを決め込んでいるように思います。

宙組の現体制での存続は難しいと思います。そうすると静かにフェイドアウト(宙組解散)を目論んでいるように思えてなりません。

まとめ(結論)

この記事では宙組の解散の可能性を「12月東京公演中止と天彩峰里の組替え中止」「今後の宙組公演」「ご遺族の宙組と上級生に対する想い」等に関して考察してみました。

いずれの項目からも「宙組の存続」の可能性は低く、解散の可能性はあると考えました。

もし存続があるとするならば、①劇団が宙組でのパワハラを認めること②宙組上級生のご遺族への謝罪③劇団のパワハラ再発防止対策の発表が必要だと思います。(特に①と②)

今後の宝塚歌劇団の動向が気になりますが、亡くなった劇団員、ご遺族やファンのためにも「劇団がパワハラを認めること」や「宙組上級生のご遺族への謝罪」を強く望みます。

 

 

スギヒロ

●オーバー60のオヤジブロガー
●片岡鶴太郎さんの「失敗して当然」「くじけて当然」「ひたすら続けて反復する」の言葉が好きで記事を書いてます。
●好きなことは「ロックミュージック」「旅行全般」「珈琲」「人と会話したり相談に乗ること」です。
●40代以上のサラリーマンの人達に「エンタメ」「スポーツ」「事件」記事を読んでちょっと息抜きや暇つぶししてもらえると嬉しいです。

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