新田真剣佑(26)主演の実写映画「聖闘士星矢The Begining」が4月28日に全国公開されました。この映画は制作費6000万ドル(約81億円)のハリウッド映画です。
日本ではちょっと厳しいスタートになったようですが、この映画は全世界公開作品なので現時点での海外での反応や、公開スケジュールをまとめてみました。
世界での公開スケジュール
「聖闘士星矢 The Begining」は邦題ですが海外では「Knights of the zodiac」です。
日本とアメリカの共同制作作品で制作費は6000万ドル(81億円)。ハリウッド映画の平均の製作費が5000万ドルですから丁度平均レベルといえます。
それでも日本映画と比較すると大きな制作費でびっくりします。因みに新田真剣佑さんのギャラも1億円とのことで凄いとしか言えません。
撮影はハンガリーとクロアチアで行われました。日本での配給は東映で、海外(中国と中東を除く)はソニーピクチャーズです。
日本の公開日は4/28で、5/10現在メキシコ、ブラジル、ケニア、ルーマニアで公開されています。主要国の公開はアメリカ5/12、フランス5/24、イギリス7/28となっています。
IMDbのレビュー
IMBdは海外の映画、TV番組、ビデオゲーム、オンラインのストリーミングコンテンツ等のレビューサイトで一般人のものが多いです。同サイトはAmazonの子会社IMDb.comが運営しています。
5/10現在の「Knights of the zodiac(聖闘士星矢 The Beginning)」の評価は4.6/10でした。
ユーザーの声をいくつか拾ってみました。
・評価1/10
これは本当の聖闘士誠也ではない。決してそうではない
・評価1/10
この映画は私をアニメに戻すことはできない。星矢は上手いし沙織との相性もいい。
マリンとの訓練はうまく行われ「クロス」を付けない最初の戦いはよい。それ以外はひどい。
・評価1/10
ハートがない
なかなか厳しいコメントもありますね。評価が5/10以上のものも拾ってみました。
・評価5/10
予想以上によかった。コアなファンは動揺するかもしれないけれど、まともな映画だった。映画自体は楽しかった。
・評価6/10
最悪ではないがよくもない
・評価8/10
予期せぬ驚きがあり視覚的には素晴らしい。
「聖闘士星矢」のアニメはビジュアル、ストーリーとも完成度が高く、そのレベルが標準となるので、実写映画はどうしてもハンディーを負いやすくなるかもしれません。
Rotten Tomatosのレビュー
Rotten Tomatosは1999年設立のアメリカの大手映画評論サイトです。
5/10現在「聖闘士星矢 The Beginning」に対し3つの評価しかみられませんでした。
・評価3/10
シリーズのスターターになる可能性があったが、初の実写映画で大成功とは・・
・評価2.5/10
ドメック・バゲンスキー監督と彼のチームは原作を尊重しアニメと同じ精神とトーンを維持しようとしていた。ただ100%正しく理解した訳ではなかった。
・評価3/4
車田正美さんお作品を映画化したこの作品は、明らかにこのシリーズの先行スタートをきりたい野望が垣間見れた。
Rotten Tomatosは批評家のレビューから評価が算出されるため評価が厳しいことで有名ではあります。とはいえ厳しい評価とまずまずの評価で分かれていると言えるでしょう。
Future of the forceのレビュー
Future of the forceは2016年9月に発足した世界中の熱心なポップカルチャ/エンターテインメントファンのチームが集まって最新映画、TV番組等について意見を共有しているサイトです。
このサイトの中ではスターウォーズとマーベルのスペシャリストであるThomas Storai(トーマス・ストーレイ)のレビューが掲載されていました。
評価3/5
映画「Knights of the zodiac(聖闘士星矢The Beginings)」は面白くてアクション満載ながら大きな欠陥がある。しかし映画では星矢の深みと感情を追求していた。新田真剣佑さんは星矢として完璧だった。また戦闘シーンでは振付も素晴らしく見事だった。池よしひろの音楽も素晴らしい。( Thomas Storai)
こちらはまずまずの評価ですね。スターウォーズとマーベルのスペシャリストからの評価は
合格点に近いと言えるのではないでしょうか。
まとめ
以上「聖闘士星矢」の実写版映画「聖闘士星矢The Beginings」の海外での反応をリサーチしてみました。これからアメリカやアニメの人気の高いフランスでの公開が控えています。
今回の映画は序章なので海外で大ヒットして第2章、第3章と続いていくことを期待しています。
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