5/8(日)OAの「日曜日の初耳学」で菅田将暉さんが「実写版ドラエもん」と絶賛の科学者「村木風海(むらきかずみ)」さんが登場されます。村木風海さんは科学者で発明家として活躍されています。また東京大学を満期退学と活躍されたことも注目されています。
この記事では村木風海さんの人となり、取り組んでいる研究や発明、東大満期退学などに関して調べてみました。
村木風海(むらきかずみ)さんはどんな人?
2000年8月18日 神奈川県相模原市に生まれる
2019年3月 山梨県北杜市立甲陵高等学校卒業
2019年4月 東京大学理科1類入学
2022年4月 同大工学部 化学生命工学科 野崎研究室配属
2022年9月 同大工学部 化学生命工学科 野崎研究室退室
2023年3月 同大工学部 化学生命工学科 満期退学
2017年 高校生の時総務省「異能vation」破壊的な挑戦部門に採択されました。
2019年8月には「世界を変える30歳未満の日本人30人 サイエンス部門」に選出されています。(Forbes Japan 30 under 30 2019)
一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA/シーラ)を2020年4月設立
得意なことは無意味な数字のと記号の羅列を覚えること。円周率(3.14・・)は小数点以下の数字を180位まで言えるそうです。またWiFiの複雑なパスワードやクレジットカード情報を覚えることもできるようです。
村木さんは研究は小学校4年から行っているそうですが、高校2年生の時に総務省の「異能Vation」破壊的な挑戦部門に選ばれてるなんて凄いですね。尊敬しします。小学生の時からの夢を今もぶれずに追及されているのを聞くと感動します。円周率の数字がすらすら出てくるのも正に天才ですね。
村木風海さんの取り組んでいる研究・発明と夢
小学校4年の時から「地球温暖化を止めるための発明と人類の火星移住」を実現するための研究を行っています。研究はほぼ自身の夢と重なっています。
地球温暖化をストップして地球の人類を救い、「火星移住によって自身が人類で初の火星人になる」ことも公言されています。
村木さんのは17歳の時に、世界最小のCO2回収装置「ひやっしー」を発明しました。CRRAによると「ひやっしー」は1台置くだけで、吸い込んだ二酸化炭素の50%~80%回収できるようです。現在利用値段は1年間で55万円~99万円のようです。
二酸化炭素を50%以上削減できるというのは素晴らしいですね。さらなる価格の低下が普及に
大きく影響するでしょうね。
CRRA(炭素回収技術研究機構)とは?
村木風海さんは高校2年の時に総務省主催の「異能vationプロジェクト/破壊的な挑戦プロジェクト」に採択されCRRAを創設して機構長に就任しました。
その時のテーマは「温暖化対策を身近に-CO2直接空気回収マシーン CARS-a」でした。
「設立資金はどうしたのか?」気になるところですが、この総務省のプロジェクトから支援金(最大300万円)が支給されているようです。
CRRAの研究活動は村木風海さんの夢と合致していて温暖化防止のための「CO2直接空気回収」、「回収したCO2からの燃料開発」「有人火星探査」の3つです。
ご自身の夢と研究がぶれていませんね。
村木風海さんは東大満期退学
村木さん「自分の目指す研究に早く打ち込みたい」「このままだとCRRAの研究ができない」とすごく悩んだそうです。
また東大研究室での研究は「二酸化炭素の排出が少ないプラスティックを作ること等」でCRRAでは「二酸化炭素を回収して燃料を作る研究」なので、「CRRAの研究のほうが二酸化炭素削減につながる」と村木さんは考えたそうです。
村木さんは東京大学の野崎研究室を昨年9月に退室しています。ご自身のやりたい研究に早く就くために「大学改革支援学位授与機構」の制度を利用して大学を卒業せずに学位を取得(満期退学)されました。
制度利用のための条件は以下の条件をクリアされたそうです。
・4年以上在籍
・124単位以上履修
・論文・面接・筆記
大学満期退学という言葉は初めて聞きました。条件として必要な論文はすでに書いていたそうです。
まとめ
この記事では「日曜日の初耳学」に出演される科学者で発明家の村木風海さんの経歴は行っている研究や夢についてまとめてみました。
村木さんは地球の二酸化炭素を削減して、火星に移住するという壮大な夢に向かって日々研究を重ねています。今後の村木さんの活躍に大いに期待したいです。
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