警視庁が市川猿之助さんに対して逮捕状を取ったことが捜査関係者の取材で判明しました。6月27日にも逮捕される見込みで、罪状は亡くなった母親の自○を手助けしたとしての自○ほう助の疑いです。
逮捕後市川猿之助さんはどうなってしまうのでしょうか？この記事では自○ほう助で実刑の場合の刑期、保釈金の額、歌舞伎界への復帰、出演していた映画作品上映に関して気になる４点を独自にまとめてみました。
市川猿之助さんが実刑の場合の刑期は？
自○ほう助罪の規定は刑法202条にあります。自○ほう助とは「自○する人の実行行為を容易にする行為」とされています。
自○ほう助の刑事罰は「6か月以上7年以下の懲役または禁錮」となります。罰金刑はありません。因みに懲役と禁錮の違いは懲役は刑務作業が強制されます。禁錮は刑務作業が強制されません。
尚市川猿之助さんは初犯なので「執行猶予」が付く可能性はあります。
因みに「自○ほう助」は処罰の対象になりますが、自○は処罰の対象にはなりません。
市川猿之助さんの保釈金はいくら？
保釈金の一般的な相場は150万円～300万円のようです。しかし保釈金額はこの範囲に必ずしも収まる訳ではありません。
保釈金額に影響を及ぼすのは「犯罪の性質及び情状、証拠、被告人の資産」等も考慮されるようです。どういった要素が考慮されるか想像することは現時点では困難です。
猿之助さんは歌舞伎界の大スターでもあり資産も多いでしょうから「数千万円」レベルに上ることもあるのではないでしょうか？
ただ猿之助さんは今回の出来事にご自身も相当ショックを受けて居ると思われます。大切なご両親を一度に無くされているので、保釈請求されないかもしれないですね。
市川猿之助さんは有罪なら歌舞伎界への復帰は？
こちらは猿之助さんの裁判の動向次第でしょう。「有罪」が確定すると流石に歌舞伎界への復帰は世間の声を踏まえての厳しいと言わざるをえません。
ただし猿之助さんの功績は誰しもが認めるところです。4代目を襲名してから命を削りながら歌舞伎の発展に寄与してきました。「無罪」であれば歌舞伎界に復帰される日があるかもしれません
猿之助さん自身は？と言えば「引退させてくれ」と歌舞伎界からの慰留を強く拒否されているとの報道もあります。
松竹は仮に有罪となっても猿之助さんを守る姿勢は変わらず、彼の舞台復帰を「何年でも待つ」姿勢であると報じられています。
有罪となれば常識的に考えると歌舞伎界への復帰は厳しくなり、無罪なら復帰もありえるでしょう。ただ猿之助さんを支える澤瀉屋(おもだかや)や松竹は「有罪」でも猿之助さんの復帰を時間をかけても実現させたいようです。
映画(劇場版 緊急取調室THE FINAL)の上映はどうなる
市川猿之助さんが内閣総理大臣役で出演する映画「劇場版 緊急取調室THE FINAL」は6月1日に公開延期が発表されました。もともと6月16日に公開予定でしたが、5月18日に猿之助さんとご両親の事件で、公開が宙に浮いた形となっていました。
猿之助さんの警察の捜査が長期化するものの、映画の製作費は10億円以上とも言われ、「お蔵入りはできない」状況だったようです。
今回の猿之助さんの逮捕前に、製作者サイドは猿之助さんの出演シーンに代役を立てて撮り直す方針を決め現在代役を選定中のようです。候補者の名前に「反町隆史」さんや「上川達也」さん、「唐沢寿明」さん、「オダギリジョー」さんが挙がっている模様です。
どうやら映画はお蔵入りは出来ないので、現実的に公開できる方法に舵取りがなされたようですね。代役となると猿之助ファンには残念ですが、映画ファンは一安心ですね。
まとめ
この記事では市川猿之助さんが6/27緊急逮捕との報道を受け、今後気になる４点（有罪の場合の刑期、保釈金の金額、歌舞伎界への復帰、映画作品の公開）に関して独自の視点を踏まえまとめてみました。
止まっていた時計がようやく動き始めましたが、今後の市川猿之助さん周りのニュースからは目が離せません。
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