故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受け、企業各社がジャニーズ事務所とのCMや広告の見直しが進んでいます。ジャニーズ事務所は厳しい立ち位置にあると言えます。
その最中嵐の相葉雅紀さんがアキュラホームズを展開する「AQ Group」の新キャラクターに起用されました。TVCMも9月23日からOAとなります。
この記事では「なぜアキュアホームは相葉雅紀をCMに起用するのか?」の3つの理由とアキュラホームを調べてみました。
※TVCMは15秒と30秒の2種類でいずれも相葉さんの「アキュラホームで会いましょう」の言葉がキャッチフレーズになってました。
アキュアホームとは
アキュラホームは1986年5月設立の住宅メーカー<AQ Group>が展開する注文住宅ブランドです。社長は元大工の宮沢俊哉氏で企業理念は「常識を破壊し、真に豊かな暮らしを創造する」
2021年からメインキャラクターをキリンにして「キリンと暮らせる家」CMを展開。
今年は会社設立45周年の節目としてCMにタレント起用を考え、「動物と親和性があること」を重視しジャニーズ事務所に相葉雅紀さんの起用すべく2023年1月からオファーしていたようです。
以下会社の概要です。
・社名:株式会社AQ Reoup
・本社所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル34F
・設立:1986年5月(創業:1978年10月)
・資本金:9314万円
・従業員数:1522名(パート含む)
・全国支店:17
アキュラホームは「グッドデザイン賞」や「地球環境大賞」など受賞歴が多く、低価格、高性能な家作り、アフターサポートも充実していることでも評判です。
口コミを見ると以下のようなコメントが見られました。
・「価格が良心的、断熱性能がよく夏場にエアコンつけっぱなしにせずすみ経済的 4/5点」
・「価格に非常に満足、価格に満足。ただ営業のクオリティーは低い 3/5点」
HPを見ても注文住宅でもオシャレな外観ながら、技術面や価格面にこだわり、顧客満足度にこだわる会社だと感じました。社長も積極的に会社をアピールされているのも印象的です。
アキュラホームが相葉雅紀を起用する理由①
【理由その1】アキュラホームは、ジャニーズ事務所との契約で「コンプライアンス重視」や「企業ガバナンスの徹底」盛り込んでいることが予想されるから。
アキュラホームの宮沢社長は「ジャニーズ性加害問題」に対し「この問題に改善を要求し、再発防止と被害者救済に積極的に働きかけます。その結果やプロセスをその過程も情報開示しながら広告主として、広く社会に理解してもらえるよう責任ある行動をとりたい」と発言しています。
ジャニーズ事務所で指摘されているコンプライアンスやガバナンスの問題が改善されるようサポートする意向のようですね。
アキュラホームが相葉雅紀を起用する理由②
【理由その2】アキュラホームの認知が高まり今後の売上アップがきたいできるから。
ジャニーズ事務所の「性加害問題への取組」や「企業体質の改革がどう進むか?」注目されまが、企業CMを見直す動きが広まる中でジャニーズ事務所の相葉雅紀さんを起用するのは一種の賭けかもしれません。
今回のCMによってアキュラホームが世間から大きなバッシングを受けるリスクがある中での決断です。一方アキュラホームは大工さん出身の社長が誠実で顧客からの信頼を得るスタイルでなビジネスを展開しているとお見受けできます。
今の時点でアキュラホームの認知度は確実にアップしているでしょう。あとはお客さんがどうアキュラホームを評価することにかかっています。お客さんからの問い合わせや受注増に素直につながれば、売上増加も期待できると思います。
アキュラホームが相葉雅紀を起用する理由③
【理由その3】アキュラホームは非上場会社なので、グローバルに展開する大手企業よりも「性加害による人権問題」で追及されるリスクが少ないから。
この点はすでに指摘されていいることですが、海外展開する上場企業等の活動は、国内外の株主から監視を受け責任が重いという事実があります。
CMでのジャニーズタレント起用の意思決定に際して、大手企業よりスピーディーかつ柔軟に動けることは大きなメリットであることは間違いありません。
まとめ
この記事では「アキュラホームが嵐の相葉雅紀さんをTVCMに起用した3つの理由」と「アキュラホームはどんな会社か?」まとめてみました。大手企業がジャニーズ所属のタレントとCM契約を見直す中での大きなニュースとなりました。
このCMによって「アキュラホームが評価されるか?」逆に厳しいバッシングを受け「会社にマイナス影響が及ぶのか?」非常に注目されます。
コメント